年金を考える

最近、年金財源税制論が議論されるようになってきましたね。
私は、以前は年金財源税金化には反対だったのですが、最近、賛成派になってきました。
というのも、現行の制度のままだと、年金を払っていない人は老後全く年金がもらえないわけで。
そういう人たちは、じゃぁ、どうやって生活するのかというと、おそらく生活保護とかなんですよね。
その生活保護って、財源なに?っていうと、税金なわけですよ。
それって・・・結局年金払わない人がいればいるだけ、増税されるだけなんじゃないの?と。
(年金未払い者には生活保護も給付しない、ということにはならないだろうしなぁ・・・)
だったら、さっさと消費税率でもなんでも上げて、国民全員が年金もらえるようにしたほうがいいんじゃないの?と思うわけです。
それに関連して、ちょっと面白いコラムを見つけたので、貼っておきます↓
http://allabout.co.jp/finance/401k/closeup/CU20080531A/
あと、上記のコラム関係で「年金を払わなくてもよい人」みたいな話も以前見たのですが、ちょっと見つからないので、概要だけ書いておくと。
・年金は投資金額とリターンを考えると、とてもリターンの良い商品(払う総額よりもらえる総額の方が多い)
・自分で1億〜3億程度の資産を用意できる人は、ぶっちゃけ年金は払わなくてもいい(自力で生活できるから)
・自分で1億〜3億程度の資産を用意できない人は、年金もらわないと生きていけない。
論調としては、「年金制度が信用できる、できない、なんてそんなことはどうでも良い。自分のために年金はとりあえず払っとけよ。」ということですね。
じゃなければ、必要な額は1〜3億。
サラリーマンの平均的な生涯年収は2億円程度のようですから、まじめに働くだけでは用意できない額ですね。
個人的には「信用できないから払わない」みたいなことを言っている人ほど、上記の認識が無い、という印象です。
つまり、そういう人たちほど、国におんぶにだっこ状態なんだ、ということをもうちょっと考えたほうがいいんじゃないかなぁ。
というよりも、年金だなんだ、ということを議論する張本人たち(永田町にいる人たち)ほど「年金払わなくてもいい」身分に該当するだろうと思うので、自分たちが必要じゃないものについて、そんなに熱心にはならないだろうね、というのも本音です。
自分のことは自分でなんとかせにゃいかんですよ(笑)