日本文化?

Kちゃんが日記に「なぜ日本はひらがな、カタカナ、漢字を使うのか?」と書いていたので、ちょっと個人的な考えですが、日々考えてることをちょっと書いてみようかと。
日本の文化は、外から入ってきたものをいくらでも吸収していき、かつ、以前からあるものもなくならず、ただ地層のようにどんどん積み重なって、できているものだと個人的に考えてます。
例えば、漢字はもともと中国から伝わってきたものです。
そのもともとの漢字も残しておき、けれど漢字だけでは不便なのでそれを変形させて平仮名やカタカナを作り、中国から新しく漢字の読み方が伝わってくれば、前の読み方に加え、新しい読み方もするようになる、といった具合です。
新しいものも取り入れ、融合したり、変形したりするけど、昔からちっとも変わらず残っていく、それが日本の文化かな〜って。
地層文化、という言葉があれば、そんな感じじゃないかと。
地層のようにどんどん積み重なっていくだけの文化。
時々原形もとどめないほど、変形しちゃったりしてるものもあるだろうケド(笑)
あとは、良くも悪くも、外国の文化を取り入れやすい、というか、取り入れて融合させながら独自の文化にしちゃってる、というか。
外来語はカタカナで書く、なんて決まりも、案外、外国のものを取り入れやすくしてる要因だと思いますし。
結論としては、元からあるものも、その後作られたものも、後々に外国から渡ってきたものも、全て残っているような文化の形だから、漢字とひらがなとカタカナがあるのかなと思ってます。
なんでそんな文化を持ってるんだ、と言われたら答えられませんけどね。
それって「なんで生きてるんだ」と同じぐらい、答えのない質問だと思うし。
それから、もう一つ。
「明日から漢字を使わずに、ひらがなだけで過ごしなさい。」
と言われたら、とりあえず私は拒否します。
というか、それを拒否しない日本人はいったい何人ぐらいいるだろう。
だから、日本には、ひらがなと漢字とカタカナがある、というのもあながち間違いじゃないと思うよ。